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『犯罪者』太田 愛

今回は小説『犯罪者』太田 愛著のご紹介。上・下巻にまたがる大作は、とても読み応えのある作品でした。表紙を並べると優しく微笑む女性と子供の絵が。子供の表情を捉えることはできませんが、この2人が作品の中でどのような役割を果たすのか、気になるポイ...
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『嘘つきジェンガ』辻村 深月

今回は小説『嘘つきジェンガ』辻村 深月著のご紹介。嘘に嘘を重ね、修正が効かなくなってしまう様子が表紙のジェンガの不安定さに現れています。私自身、久しぶりのハードカバー。持ち運びは大変ですが、ずっしりとした重みが読書時間を彩ってくれます。書籍...
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『with you』濱野 京子

今回は小説『with you』濱野 京子著のご紹介。表紙には男の子と女の子が背中合わせになっている絵が。男の子のなんとも言えない表情が印象的。顔の色に相反して背景や服装の色が鮮やかなところにも目がいく。濱野 京子さんは個人的にも初めて読む作...
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『びわ湖環状線に死す』西村 京太郎

今回は小説『びわ湖環状線に死す』西村京太郎著のご紹介。トラベルミステリーで有名な西村京太郎の琵琶湖を舞台とした作品。一人の人間の死によって悪の連鎖が巻き起こる。十津川警部も各土地を回って奮闘。 (adsbygoogle = window.a...
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『常設展示室』原田 マハ

今回は、小説『常設展示室』のご紹介。著者は美術系小説で有名な原田マハさんです。「常設展示室」とは、大々的に行われる展示会とは違い、その美術館に常に展示されている。いつ訪れても鑑賞することができる作品のことを指します。美術館は人を選ばず、誰も...
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『阿蘇・長崎「ねずみ」を探せ』西村 京太郎

今回小説は『阿蘇・長崎「ねずみ」を探せ』西村 京太郎著である。トラベルミステリーとして有名な著者。私は西村京太郎シリーズを読むのは初めてである。もちろん知っていたし、どこかのタイミングで読んでみたいとも思っていた。ただ、シリーズものに対して...
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『鉄道員(ぽっぽや)』浅田 次郎

今回は短編小説『鉄道員(ぽっぽや)』浅田 次郎著のご紹介。タイトルにある『鉄道員(ぽっぽや)』は高倉健さん主演で映画化された作品。私自身も読後に映画も鑑賞。心にジーンとくる作品。書籍の情報を以下にまとめます▼INFOタイトル:『鉄道員(ぽっ...
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『人間』又吉 直樹

今回は、小説『人間』のご紹介。著者は芸人のピース・又吉直樹さん。『火花』で芥川賞を受賞し、一躍人気作家となった。テレビやYouTubeでも活躍の著者が初めての長編作品を執筆。「人間」というシンプルなタイトルだからこそ、読み手にその解釈が委ね...
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『悪い夏』染井 為人

今回は、小説『悪い夏』染井 為人著のご紹介。早くも梅雨が明け、茹るような天候にぴったりの作品。タイトルの『悪い夏』の意味合いは作品を読んで確かめてもらいたい。みなさんは「夏」と聞いてどういった思いを抱くだろうか?夏が好きな人もいれば、嫌いな...
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『ハグとナガラ』原田 マハ

今回は小説『ハグとナガラ』原田 マハ著のご紹介。原田マハといえば、自身もキュレイターであることから美術系の小説が多い。しかし、今回紹介する『ハグとナガラ』には美術は登場しない。この小説は、大学からの友達である「ハグ」と「ナガラ」にまつわる物...