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『倒産続きの彼女』新川 帆立

今回は小説『倒産続きの彼女』新川 帆立著のご紹介!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作である、『元彼の遺言状』の続編。本作品も弁護士が主要人物。弁護士特有の難しい専門用語は少なく、純粋なミステリーとして楽しめます!弁護士が謎に迫っていくス...
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『サイレント・ブレス』南 杏子

今回は小説『サイレント・ブレス』南 杏子著のご紹介!終末期医療を題材とした作品。終末期とは、末期がんなど治療の見込みがなく死を待つのみの状態のことを言います。今こうして当たり前のように生活を行っている中では、意識することはあまりないことでし...
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『ハヤブサ消防団』池井戸 潤

今回は小説『ハヤブサ消防団』池井戸 潤著のご紹介!かなりページ数のある作品でしたが、飽きずに読むことができました。表紙のデザインからはどこか、田舎のほんわかとした印象を持ちますが、ジャンルはミステリー。田舎町で繰り広げられる事件の数々に引き...
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『ある男』平野 啓一郎

今回は小説『ある男』平野 啓一郎著のご紹介!現在、妻夫木聡さんと安藤サクラさん主演で映画が公開されている作品。映画も気になりますが、まずは小説から。「ある男」シンプルですが、読者心をくすぐるタイトル。ある男をめぐるミステリー小説となっていま...
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『母性』湊 かなえ

今回は小説『母性』湊 かなえ著のご紹介。「母性」と聞くとなんだか心温まるイメージ。しかし、著者は湊 かなえさん。心温まるイメージはどのタイミングで打ち砕かれるのでしょう?書籍の情報を以下にまとめます▼INFOタイトル:『母性』著者:湊 かな...
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『斜陽』太宰 治

今回は小説『斜陽』太宰 治著のご紹介。日本で最も有名な小説家といっても過言ではない存在。私自身、初めて太宰治の長編作品を読みました。書籍の情報を以下にまとめます▼INFOタイトル:『斜陽』著者:太宰 治出版社:新潮文庫発売日:1950年12...
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『対岸の彼女』角田 光代

今回は小説『対岸の彼女』角田 光代著のご紹介。専業主婦の女性、ベンチャー企業の女社長、姑、母親、女友達。。。。女性にスポットライトを当てた作品。「対岸の彼女」どこか正反対であり、見えてはいるけど手の届かない存在のようで悲しさを感じます。書籍...
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『ラーゲリより愛を込めて』辺見 じゅん 原作

今回はノベライズ作品『ラーゲリより愛を込めて』辺見 じゅんのご紹介。ラーゲリとはロシア語で「捕虜の収容所」という意味。実話をもとにしたこの作品は、12月9日に映画が公開されます。正直、実話ということを忘れてしまうくらい今の私たちの生活からは...
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『犯罪者』太田 愛

今回は小説『犯罪者』太田 愛著のご紹介。上・下巻にまたがる大作は、とても読み応えのある作品でした。表紙を並べると優しく微笑む女性と子供の絵が。子供の表情を捉えることはできませんが、この2人が作品の中でどのような役割を果たすのか、気になるポイ...
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『嘘つきジェンガ』辻村 深月

今回は小説『嘘つきジェンガ』辻村 深月著のご紹介。嘘に嘘を重ね、修正が効かなくなってしまう様子が表紙のジェンガの不安定さに現れています。私自身、久しぶりのハードカバー。持ち運びは大変ですが、ずっしりとした重みが読書時間を彩ってくれます。書籍...